专利摘要:
本発明は、空気からガスを分離するユニットと、空気または、空気よりも低い窒素含有量をもち、かつ空気からガスを分離するユニットによって少なくとも部分的に製造される酸化剤で動作する燃焼ユニットと、燃焼ガスから得られるCO2の圧縮および/または精製ユニットとを使用する、炭酸燃料を燃焼させる方法であって、有限の期間Tの間に、空気からガスを分離するユニットによって使われる電力が可変である、および/または、CO2圧縮および/精製ユニットを介して燃焼ガスから得られるCO2の捕捉が可変であることを特徴とする方法に関する。
公开号:JP2011505537A
申请号:JP2010534531
申请日:2008-11-25
公开日:2011-02-24
发明作者:クール、フィリップ;ダルド、アルトゥール;ツェベール、ジャン−マルク;トラニエ、ジャン−ピエール;ル・ボ、パトリック
申请人:レール・リキード−ソシエテ・アノニム・プール・レテュード・エ・レクスプロワタシオン・デ・プロセデ・ジョルジュ・クロード;
IPC主号:F23L7-00
专利说明:

[0093] ]
权利要求:

請求項1
空気からガスを製造するユニットと、空気または、少なくとも部分的に前記空気からガスを分離するユニットからくる、空気よりも窒素の希薄な酸化剤で動作する燃焼ユニットと、燃焼排ガスからくるCO2を圧縮および/または精製するユニットとを用いる炭素燃料燃焼方法であって、有限の期間Tにわたって、−前記空気からガスを製造するユニットによって使われる電力が可変であり、および/または、−前記CO2圧縮および/または精製ユニットを介して前記燃焼排ガスからくるCO2の捕捉が間欠的であり、前記燃焼ユニットは空気および空気よりも窒素の希薄な酸化剤を交互に用いて動作することを特徴とする方法。
請求項2
前記空気からガスを製造するユニットによって製造される酸素の流量が可変であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
請求項3
前記燃焼ユニットによる炭素燃料消費量は前記期間Tにわたって一定であり、一方、前記燃焼方法によって供給される電力は前記期間Tにわたって可変であることを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
請求項4
前記CO2圧縮および/または精製ユニットは、前記期間Tにわたって、少なくとも1回の停止時期および少なくとも1回の動作時期を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の方法。
請求項5
前記空気からガスを製造するユニットは、前記期間Tの少なくとも一部にわたって変化しうる電力を使用するが、前記期間Tのこの同じ部分の間、一定の酸素流量を製造することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の方法。
請求項6
前記空気からガスを製造するユニットは、空気よりも窒素の希薄な酸化剤が燃焼ユニットにおいて用いられるときに、酸素製造時期に切り替わることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の方法。
請求項7
前記空気からガスを分離するユニットからくる酸素は、極低温液体の形態で、全てまたは部分的に貯蔵されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の方法。
請求項8
貯蔵された酸素は、前記燃焼方法のユニットに対して外部のデバイスのための予備として役立つことを特徴とする請求項7に記載の方法。
請求項9
前記空気からガスを製造するユニットからくる、酸素に富んでいない極低温液体の少なくとも一部は、酸素が前記燃焼ユニットにおいて消費されているときに、前記空気からガスを分離するユニットを出ると貯蔵されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の方法。
請求項10
前記空気からガスを分離するユニットを出ると貯蔵される、酸素に富んでいない極低温液体は、前記空気からガスを分離するユニット内で、酸素が同じ空気からガスを分離するユニットによって液化されるときに、消費されることを特徴とする請求項9に記載の方法。
請求項11
前記燃焼排ガスの少なくとも一部は、前記空気からガスを製造するユニットによって製造された酸素と混合されてから、前記燃焼ユニットに、前記燃焼ユニットが空気よりも窒素の希薄な酸化剤で動作しているときに、導入されることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の方法。
請求項12
前記空気からガスを製造するユニットは、前記期間Tにわたって、少なくとも1回の停止時期または低い出力時期と、前記低い出力よりも高い出力での少なくとも1回の動作時期とを有し、停止時期または低い出力時期からより高い出力での動作時期へと切り替えるのに必要な時間が1時間未満、好ましくは30分未満、より好ましくは15分未満であることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の方法。
請求項13
停止時期または低い出力時期から、より高い出力での動作時期へと切り替えるのに必要な時間は、極低温液体が前記空気からガスを分離するユニットに注入されるおよび/または前記空気からガスを分離するユニットから取り出されることによって、短縮されることを特徴とする請求項12に記載の方法。
請求項14
前記空気からガスを分離するユニットによって製造される酸素は、酸素製造に必要なエネルギーが平均よりも低いコストで利用できるときに、少なくとも部分的に貯蔵されることを特徴とする請求項7に記載の方法。
請求項15
貯蔵された酸素は、酸素製造に必要なエネルギーが平均よりも高いコストで利用できるときに、前記空気からガスを分離するユニットによって消費されることを特徴とする請求項14に記載の方法。
請求項16
前記CO2圧縮および/または精製ユニットからくるCO2は、製造されるCO2の量をならすように、少なくとも部分的に貯蔵されることを特徴とする請求項1乃至15のいずれか1項に記載の方法。
請求項17
前記CO2圧縮および/または精製時期は、このCO2圧縮および/または精製に必要なエネルギーが平均よりも低いコストで利用できる時期に一致することを特徴とする請求項1乃至16のいずれか1項に記載の方法。
請求項18
前記空気からガスを分離するユニットと、前記燃焼ユニットと、前記CO2圧縮および/または精製ユニットは、これらのユニットを動作させるのに必要なエネルギーコストの変化に適応するように、自動的に制御されることを特徴とする請求項1乃至17のいずれか1項記載の方法。
請求項19
前記CO2圧縮および/または精製ユニットは、コンプレッサおよび/または乾燥ユニット、好ましくは極低温ユニットを用いることを特徴とする請求項1乃至18のいずれか1項記載の方法。
請求項20
前記乾燥ユニットは、空気よりも窒素の希薄な酸化剤での前記燃焼ユニットの動作に一致する吸着時期と空気での前記燃焼ユニットの動作に一致する再生時期とを含む圧力サイクルに従う、吸着剤で充填された1つのボトルからなることを特徴とする請求項19に記載の方法。
請求項21
前記CO2圧縮および/または精製ユニットからくるCO2は、ボトル詰めされるか、または工業利用のためのCO2ラインまたは地下貯蔵タンクに供給されることを特徴とする請求項1乃至20のいずれか1項に記載の方法。
請求項22
空気からガスを分離するユニットと、空気または、前記空気からガスを分離するユニットからくる、空気よりも窒素の希薄な酸化剤で動作する燃焼ユニットと、燃焼排ガスからくるCO2を圧縮および/または精製するユニットとを有する炭素燃料燃焼設備であって、これら3つのユニットの動作が、有限の期間Tにわたって、コンピューターによって制御され、−前記空気からガスを製造するユニットによって使われる電力が可変である、および/または、−前記CO2圧縮および/または精製ユニットを介して前記燃焼排ガスからくるCO2の捕捉が間欠的であるようになっていることを特徴とする設備。
請求項23
CO2再循環ラインが前記燃焼ユニットの出口を前記燃焼ユニットの入口に接続していることを特徴とする請求項22に記載の設備。
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同族专利:
公开号 | 公开日
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